初めての「頼山陽史跡資料館」 令和6年7月13日
刀匠久保善博先生より、個展のお知らせのお便りを頂き、早速当日に「頼山陽史跡資料館」へ。

出身教室の前教授河野先生のご紹介で、10年ほど前に久保刀匠と知り合うことになりましたが、この度久しぶりの再会でした。
日本刀については全く無知な小生にもかかわらず、焼き入れを経て生まれる「焼刃」の模様である「刃文(はもん)」や、棟と刃文の間に浮かび上がる文様、「地肌」(じはだ)とも呼ばれる「地鉄」などについてなどなど日本刀の魅力・素晴らしさに関して非常に丁寧に解説頂き、有り難い限りでした。
2007年に、現代の技術では再現不可能と言われてきた鎌倉時代の備前刀に多く見られる地鉄模様「映り」の再現に初成功し、新作名刀展の最高賞である会長賞を受賞されております。
今回の個展でも展示されておりますし、また多くの名刀も拝見出来、形状(平作り、縞造り、直刃、おそらく造りなど)や刃文(丁子乱れから直刃まで)の違いなど理解しやすく展示されており、必見に尽きる個展でまたとない機会を頂きました。
久保刀匠、有難うございました。
時間あれば、また頼山陽史跡にもゆっくりと伺いたいと思います。
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